この世界に入るきっかけはNHKの中学生日記でした。私が通っていた中学校が撮影場所になっていて、時々休日にエキストラで出演したのです。お昼になるとロケ弁が配られまして、テレビに出られて、おまけに食事まで出るなんて、純粋な中学生だった私はテレビってなんて凄いんだろうと思ったのです。
その後、大学時代には東京のテレビ局でアルバイトをするチャンスがありまして、当時ADをしていた番組で、100%私だけが作った簡単な静止画CGのグラフがオンエアされたのです。視聴率は2%でしたが何十万人の人が見たはず。この瞬間、これは受け手ではなく絶対に送り手側に行くべきだと思ったのです。
あれからまもなく30年。テレビも大きく変わりつつあります。あの頃思ったテレビの魅力や凄さを忘れることなく、一方で変革を恐れず、テレビやメディアの世界でコンサルティングの仕事をさせて頂いています。
合同会社 江口靖二事務所
代表 江口 靖二